とうとう建築の足場が外れました。
足場もアスレチックみたいなワクワク感があって好きなのですが、ずっとそのままにはしておけないですしね。
足場や幕が外れたので、隠しておきたい程にきれいな軒天井の杉板張りや、塗の壁が見えやすくなりました。
昨今、数が少ないと言われている熟練した大工さん達が作ってくれている建物です。
軒や待合室の天井は杉板張りです。手仕事で、切り返しの継ぎ目に少しのズレもなくぴったりと、精密に敷き詰められています。
子どもの頃から上質な物に触れていると感性が育つと言われています。木の質感、におい、雰囲気。
この軒の下を子どもたちが歩き、何気なく見上げてくれたらいいなと思っています。